人間関係の悩み
NO.39920
●光と影
2007/08/19 06:52:04
・ZZざんすさん
男性 33歳
返信を締め切りました
悩み:
こんにちわ。以前、”今の日本”との題で、悩みでない体験記を載せたzzです。悩みというか、体験記を含めた私の感じた事をまた書きます。
私がこの前、日本に帰国した時に日本のアニメ界の巨匠、宮崎さんの息子さんの作品、ゲド戦記のDVDが発売されていて、気になって購入した。しばらく仕事が忙しく、ようやく先週末に鑑賞。あまり前評判が良くなかったので期待せずに観たら、素晴らしかった。話の進行がどうよりか、そこにあったメッセージに心を打った。皆さん、観たことありますか。
かいつまんで話すと、ある王子がもう1人の自分、”影”に追われて怯えていた。だが、旅を通じてその”影”は、人生の生きる事を恐れていた恐怖心によって、体から離れてしまった”自分を大切にする、光”だと気付く。その”光”が体を求めて”影”となって彷徨っていたとの話。自分が恐れていたものは、本来自分が大切にするものだった。
不安、恐怖心の力はすごい。身をもって経験している。その力によって物事が全て傾いてしまい、何もかも悲観的な思考になる。そうなると、急スピードに崖から落ちる気持ちになる。もしかして、自分が嫌われている、クビになるんではないか、相手は怒っているんではないか?たとえ、それが根拠のない事でも、もしかして相手がたまたま気分的にイライラしていただけの事かもしれないのに、全てが自分が悪いと暗示がかかってしまう。そんな時に、ささいな事にも敏感に反応してしまう自分がつらかった。
今思えば、その行動は自分で自分に”あなたが悪いのよ”とムチを打っているようなもの。自分で自分をそう扱って幸せに感じるはずがない、まあ今だから客観的に見えるものの、あの当時じゃ分からなかった。それに、恐怖心により起きなくてもいい問題を生み出していた。それが下記の体験談。
ある日、私は上司から私の最大の仕事を新人にもトレーニングをしてくれと言われた。私は”私を首にするんだ”と、当然のごとく思い込んだことがあった。上司としては、私が休んだ時の事を考慮して発言した事だったと思うが。それなのに私はパニックで動揺していた。そして、その気持ちを新人にトレーニングしながらぼそっと打ち明けた。新人は”そんな事ないでしょう”と言いながら、次の日から態度が変わった。何かと私にくっつき私の仕事の情報の全てを求め、私のデスクに黙って立ち私の仕事を後ろから観るようになり、私との関係は最悪のものになり、私にしたるのではなく、私の悪口を言うようになった。それから2年間が過ぎ、私のクビの話すらでないまま、新人は自分から会社にみきりをついて辞めていった。その間、私たちは犬猿の仲で終わった。結局、私も数年後、その会社を離れた。私が働いた8年間、有給を使うどころか、有効期限が切れて消えていく始末。大切に扱われて給料が上がるどころか、低い賃金のままで終わった。楽しい思い出って?、分からない。全ては自分がクビになるのを恐れていた恐怖心にとりつかれて、自分の仕事にしがみついていた。
現在の会社は、同じ部署内はだれでも仕事ができるようにトレーニングされている。最初は居心地が悪く感じたものの、それにより自分の休暇の調整が自由にでき、仕事以外の楽しみを覚えた。そして、何よりも自分自身が楽になった。
結論的に、恐怖心により”自分の守り”をした事は、実は自分の可能性に手錠をかけていたとの事。確かにクビになる事、嫌われる事はつらいけど、その恐怖心にとりつかれて生きる自分はもっとむなしかった。そういう態度が相手にも分かってしまうし、相手も変わってしまう。たぶん、前の会社で新人に自信をもってトレーニングさえしていればあんな結末はなかったと思う。自信をもって生きている人の顔の方が輝いているし、人はついていく。今でもたまに同じ癖がでて苦しむ時もあるけど、だいぶ”なるようになるさ”って考えられる。
もし、今の会社をクビになったら、日本に1ヶ月間帰って、美味しい物をいっぱい食べよーーーって、楽しみ(笑)。そう考えられる自分が、とて好きだな。
では、みなさん、バイバイ。
返信を締め切りました
●返信一覧
┗zzざんすさん
2007/08/23 09:43:48
男性 33歳
┗梅さん
2007/08/22 22:12:24
女性 32歳
┗書きませんさん
2007/08/20 18:37:05
男性 36歳
┗らずさん
2007/08/19 07:30:51
女性 26歳
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