人間関係の悩み
NO.38046
●今の日本
2007/07/15 05:05:50
･ｚｚざんすさん
男性 34歳
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悩み:
先日、日本に十何年ぶりに帰国した。全てが新鮮だった。どこかしら、記憶の片隅に残っている光景と、変わった風景が入り混じり、異国人気分だった。そして、久々の電車。みんな、本を読んだり、寝ている人も。だけど、みんな疲れている、特にサラリーマンの人達が。ほんの１週間の滞在だったけど、何人独り言を言いながら窓の外を見つけているサラリーマンや、疲れたー、辞めたいとぼぞって言っているサラリーマンを見たことやら。そして、そんな時代を象徴するかのように、駅の周りにはマッサージのお店が多い。１０年前にはそんな光景はなかった。
それぞれの国には良いところも、悪いところもある。私は日本の良さより、悪い事の方が目立ち、日本を離れた一人である。私の日本の嫌いな点は、常に周りばかりを気にして行動するところ、無意味なほどの過剰な上下関係。私は発想のちがいから、日本社会には適応できなかった。そして、海外ででた。しかし、そこで待っていたのは異国人としての発想のちがいであった。結局、同じジレンマをかかえた。
私は昔から嫌な事をイヤといえず、クラスのみそっかす。いつもグループ分けの時に1人になるのではと恐れていた。だから、いつも目立たないように気をはっていた。しかし、それと裏腹に日本人離れの顔立ち、体が大きいから何かと目立つ。毎年、私をターゲットにしてからかう人がいたものだ。大学に行けば、もうそんな子供っぽい行動すいる人はいないだろうと思っていたかえど、それは間違いだった。ある日、一つのグループの視線がこちらにあると気付き、たまたま前をすれちがった時には、1人が”あいつむかつくんだよ”と後ろから聞こえた。その時に、私の心の中で”何故、私が何をした？”って叫んで、家に帰って落ち込んだ事を覚えている。私の場合、それだけではない。電車の中で、何度、何度、知らない人から、”あいつ、顔でっかいよ”、女子高生がコンパクトミラーごしにこっちの顔を見て、”気持ち悪い唇”てつぶやいたことやら。そんな生活の日々、５００円玉はげができ、胃潰瘍になった。たぶん、ビクビクした態度が、不自然に見えたのかなて思うこの頃。そんな生活に疲れて海外でとびでた。最初はとても楽しかった。自分の外見で批評する人はいないし、自分を1人の人間として認めてくれたから。そう、1人の人として認めてくれた。それでも、昔からの悪い癖、目立たないようにする、イヤな事を言えない癖はしばらく直らなかった。そして、現地で就職。あの時はつらかった。日本人以上に現地の人の、人の性格につけこんでのいやがらせ。自分だったら、何でもしてもいいって思っている。だから、自分の前と、他の人の前では態度がちがう人が多かった。おかげでその人の本質を見抜けたし、会社はそう人をすぐにクビにして、私は残っていた。だよね、日本人のように仕事に集中したり、会社への忠誠心をもって働いている人などいないもんね。二重人格の人達の行動はすぐにボロがでたしね。
あれから、８年が過ぎた今、ちがう会社で働いている。お局のような人が嫌味や嫌がらせをしてきた事もあったけど、今じゃ反対に噛み付いて、二度と同じ事をさせないように怒鳴りかえし、会社に報告をしている。だから、私に余計な事をする人はいない。そして、私は人に対して落としいれる行動はしない。その苦しみを知っているからこそ。このきっかけをつくったのが、もう”いじめられっこ”の役に疲れた気持ちだった。
結論、日本であれ海外であれ、自分を変えなければ待っているものは同じである事。今じゃ自己主張がきつくなったような気もするけど、昔と比べてずい分幸せである。ボランティアで損する役目はしないし。ここまで辿りつくのに３０年以上、かかった。だから、皆さんにも諦めないでほしい。自分の可能性は自分でつくる、助けが必要な時には他の人に頼る勇気を。
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