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NO.90278
音楽学部
2009/04/01 22:52:40
コーダさん 女性 17歳
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NO.447244
M.Oさん
2009/04/05 03:15:15
女性 17歳
コメント:
私も音大志望です。

音大受験はソルフェージュと実技はもちろん楽典やコールユーブンゲンも必要になります。


聴音は旋律課題の他に和声課題(密集・開離)や記憶課題や複旋律の課題や対旋律の課題など様々です。大学によって聴音の取り方は多少違いますが、課題を三・四回聴いて完成させられるのが位が合格ラインだと思います。私がそうでしたが和声は手応えがあってとっつきにくかったです。何せ一度に複数の音を記符しなければならないのですから…。その他にも某音大では二声の記憶課題があるので聴音に関しては十分用心しといた方がいいと思います。

新曲視唱は初めて見る8〜12小節程度の楽譜を数十秒見てからその場でアカペラで歌うというものです。これは頭の中で調性、リズム、音の跳躍、度数などを見極めなくてはなりません。しかもこれはいかに音楽的に歌うかということが重要視されています。そのためには音部記号や楽語をしっかり理解する事が大切です。ちなみに記譜されたブレスの位置を謝ると減点となります。

楽典についてですがこれは主に音楽をするにあたっての必要な音楽知識と言ったところでしょうか。これは聴音と違ってコツがつかめてくればスラスラと解けるようになります。楽典はやればやっただけ延びますよ。ただ見落としや苦手な単元が一つでもあれば受験は最悪の事態になってしまいますそれは受験では受験者のほとんどが楽典は満点に近い点数を採っているという理由があるからです。個人的な意見ですが私は調判定と楽語と和音記号が苦手でした。楽典をマスターするためには慣れが必要です。

コールユーブンゲンは全て歌っていなければなりません。受験では暗譜ではありませんが暗譜する位の気持ちで練習した方が本番ミスするような事はありません。

専攻実技は志望大学の先生を師事するのが妥当でしょう。音大に進むためには専攻実技だけではやっていけません。副科も重要です。副科が合格対象に満たなくて受験に失敗するケースもあるようです。もしコーダさんが仮にピアノ専攻であったのなら副科として声楽が必要です。声楽専攻であるならその逆です。そしてもし管・弦・打楽器専攻なのであれば副科としてピアノと声楽どちらとも必要です。

副科ピアノの場合は最低でもモーツァルトのソナタ・ベートーヴェンの小品ソナタ・メンデルスゾーンの無言歌集・ショパンのワルツ・ノクターンあたりが弾ける程度に達していなければなりません。

副科声楽の場合はイタリア歌曲とコンコーネ50番が必要です。歌曲とコンコーネに関しては志望大学の要項を見て頂ければ課題曲が載っているかと思います。 また声楽は他の楽器と違ってコツをつかむのが難しいので今からにでもすぐ始めた方がいいと思います。まず声楽は基礎的発声法や呼吸法などを学びます。
ピアノ・声楽どちらにしても先生を師事しなければまず合格は無理です。本格的に学ぶとなれば独学は通じません。

音大に進むと決めたならばこれら全ての事をきっちりと学ぶことが必須です。


勉強を始めるのに遅いか早いかは関係ないと思います。コーダさんのように三年になってから音大を目指そうと考えた人も過去にはたくさん居ます。本気で合格したいと思うのなら努力次第ではどんな事も乗り越えられると思います。

余談ですが音大はオープンキャンパスや説明会の他に音楽講習会(夏期・冬期)というのがあります。大学によって日数は様々ですが主に3〜5日間です。それなりの金額はとられますが大学でレッスンが受けられたり楽典や新曲視唱や聴音の講義が受けられます。同じ志を持った大勢の高校生が来るので良い刺激にもなるし良い経験として残ると思います。食堂で昼食を食べたりするので軽い音大生気分が味わえます(笑)絶対とは言いませんが一度は行っておけば大学の雰囲気や大学の特徴などもつかめるので行くべきだと思います。

長々と失礼しました〜。少しでも参考にでもなればいいなと思います。

お互い受験に向けて頑張りましょう!!!
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