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NO.192808
担任への不信感
2017/06/01 02:38:54
匿名1さん 女性 38歳
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NO.919562
満月さん
2017/06/02 11:48:53
女性 64歳
コメント:
匿名1さん

落ち着かれたようで良かったです。^^
 
私は、あなたより少し上の歳くらいの時、息子達は小学校1年、4年、5年だったでしょうか。
主人の実家の会社が倒産して、それを皮切りに主人の愛人が発覚したり、住んでいた家が抵当に入っていて出なければならず、主人の実家で暮らすことになったり、その実家では倒産の責任は主人一人にあるように言われ、ひいては妻である私の責任だとずいぶんいびられもしたり…。
波乱万丈の人生の幕開けをむかえたのです。

それまでのほほんと生きてきた私には到底乗り越えることの出来ないような試練でした。
それでも愛する息子達の為に死に物狂いで働いて、失意からアルコール依存症のようになった夫を立ち直らせるために私の出来る限りのことをやりました。
働きながら息子達や夫の衣食住に気を配り、子供達に不自由な思いをさせまいと頑張りすぎてついに自律神経に不調をきたしてしまったりもしました。
不眠やめまいやパニック障害…。
それでも立ち止まっていられない状況というのは今思い返してみても本当に辛かったですね。

それを支えてくれたのは息子達です。
息子達を守り立派に育てること、息子達にこれ以上辛い思いをさせないこと、息子達のやりたい事を出来る限りさせてあげること等々を毎日思って頑張っていたのです。
それは一見立派な親心のように見えるかもしれませんが、実際は私は息子達のおかげで生かされていたのでした。

そんな中での子育ては試行錯誤の連続で、匿名1さんにえらそうなことを言えるようなものでもありません。
子供が大切だと思うあまり、自己中心的な考え方をしたり子供の心の中を考えることもせず高圧的に叱ってしまったり、後悔と反省の連続でもありました。

そんな毎日を送っていた頃、末っ子がバイクで事故ってしまったのです。
16歳でした。
男の子3人を育てていて誰も大きな病気や怪我をせずここまできていたので、電話がかかってきた時には「骨折くらいはしてるかも」位の気持ちでした。
電話をしてくれた方は救急隊員の方でしたが「どんな怪我ですか?」と聞いた私に静かな声で「外傷はありませんが意識が戻ってこないんです」と告げられたのです。
私は彼になにかあったら死のうと思いましたが、後二人の息子達のためには死ねないとも思ったりもしました。
病院の担当の先生が私の様子を見て付き添いを許してくださったので、私は病院から仕事に行ったり家に時々帰って食事の用意をしたりしていました。
1ヶ月くらいはほとんど寝た覚えはありません。
人間はそんなに眠らなくても大丈夫なんだなと思った覚えがあります。
そして彼の親友の二人は毎日泊まりこみで付き添ってくれました。(春休み中だったのです)
他の友達も毎日10人位で息子のベッドを取り囲んで賑やかにしてくれました。
看護士さんに帰るように言われても帰らずに叱られていました。

そして彼は帰ってきてくれました。
お医者さんや看護士さん、そして彼のまわりにいるたくさんの人のおかげで息子は生還したのでした。
私には感謝の思いしかありませんでした。

その経験をしてからは私の価値観は180度変わったのです。
人の心の中の愛をを見て、私のなかから偏見がとりはらわれました。
(息子の友達は多種多様でした。金髪の子もいれば女の子の生徒会長もいました。5人組みで来る男の子たちは病院がざわつくような外見でした)
今まではそこに入れなかった私は病院という場所のおかげで息子達の輪のなかにいて、彼らの純粋さを知ることが出来たのです。

今振り返ってみれば、すべての辛い出来事は世間知らずだった私を成長させてくれて、子供達は私に無償の愛を教えてくれた。
子供達におこる出来事を一緒に考えることによって自分の視野を広げてくれた。
私に生きる意味を教えてくれた。
ひいては、私はそれを学ぶために生まれてきたと思えるのです。

長くなってしまいましたが、匿名1さんも子育てで悩んだり後悔したり、壁にぶつかったりされているようです。
親であればみんなおんなじだと思います。
でも娘さんはきっとあなたを救うために、成長させる為にあなたの元へ来てくれたのだと思います。

試行錯誤でもいいのです。
あなたの心のなかに娘さんにたいする愛があれば多少の失敗があってもそれは帳消しになるものです。

私も今考えればあの時「あーすれば良かった」「こう言えば良かった」と思うことがいっぱいあります。

あなたへの言葉は私の若い時に向けてへの言葉でもあるのですよ。^^:

どうか、悩んで後悔してあなた自身が成長して、時には子育てを楽しんで頑張ってくださいね。^^








 
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