家庭の悩み
NO.191564
●娘の暴言
2016/09/26 18:57:07
・おかん悲しいさん
女性 34歳
への返信
NO.915739
●・優しい時間さん
2016/09/26 22:37:59
男性 58歳
コメント:
お母さん。。。そんなに嫌悪することないですよ。。。
娘さんは正直だ。。。「その通りなのです」。
ただ、彼女はまだ、中学生。。。思ったことを口に出したまで。。。
まだまだ成長過程にある。。。
どんなものにも「骨格」はある。。。タコやイカ以外は。。。
彼女はだんだんと大人になるにつれ、今、口にした言葉の意味に気づくものですよ。。。彼女なればこそ。
ある意味、賢い子だと思う。
障害児に、その歳で理性的になれるだけの包容力はない。
されど、彼女はそのキッカケだけは持っている方。
「口から出た言葉は、自分自身も殺すし、生かされもします」。
それを知るにはまだ若過ぎます。
「慈愛とは、想像力の知性に対する勝利」なのですね。。。
それは歳を重ねることで身につくことです。
言葉は相手を生かすも殺すも自分しだいなのです。
つまり、己を生かすも殺すも同じ意味にもなる。
それに気づく時が必ずきます。
そこにいた言い出せない友達や、口ごもる先生だって深層心理では娘さんと同じことを思ってるはず。
その言いにくいことを彼女が言った。。。
言いにくいことを口にしたからこそ嫌悪されたのですよ。。。
言ってはならないことを言ったかもですが、躊躇いを超えたからこそ、非難されたのです。
いつか娘さんも、人権の根底には『命』があることに覚醒されますよ。
だって彼女も大人になれば、恋もし、いつかは母親にもなる。
子供が出来た時、今と同じ感慨でいられるはずもない。
自分の子供がもしや「障害児」であれば?。。。そんなことも想像できるようにもなる。。。母性に目覚める時が。。。
昔、ナチスドイツが障害者(その後にはユダヤ人さえも)を殺戮したことは、「世の中に役に立たない」と考えたから。。。
でもね、その論理を正当化すれば、健常者だって交通事故で障害者になることもあるし、老人になり痴呆症にもなることもある。
つまり全ての人に該当する事象でもあるのです。
それがナチのように考えた世の中だとしたら、それはもう地獄だからね。。。
それを固定化することはフィシズムともなる。
彼女はまだ幼いだけ。
それをママは教えてあげてください。
人の不幸の前に優越感をもつことの哀れさに気づかせてあげてください。
弱者を擁護する。。。それは人として当然の義務だからね。
それが「自己更正感」というものだから。
愛の配剤を持てる優しい娘さんに育ててあげてください。
彼女ならこそ、「それ」に一番近い子だと思いますので。。。
健常物も障害者も、人の命としては屹立したものなのだから。。。
愛の大義からすれば差別することもない。
共存こそ、そこに平和がある。
そこに意味を持つことが、生きるに値することでもあるのだから。。。
潤いある視点でモノを見れば、本当のことが見えてもきますから。。。
ママ?、娘さんを嫌悪しないでやってくださいね。
彼女はきっと「そのこと」に目覚める時がきますから。。。
彼女なればこそきっと。。。
/障害者施設で絵画(図工)を指導しているオヤジより

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