疑問・質問
NO.186438
●親方の力に
2015/06/10 09:01:58
・若造さん
男性 22歳
への返信
NO.896356
●・オウさん
2015/06/11 01:52:37
男性 39歳
コメント:
あなたのような人がいるとおじさんも心強いかもしれませんね。
大事な事は「うまく歯車を噛み合わせる事」だと思います。
やる気ってすごく空回りしやすいんですよね。
少し辛口になっちゃうんだけど...特に...まだ何も知らないし何も出来ないそんな人が“こうする方がいい”と思ってる事とかはね。
私はあなたのような立場も、そしておじさんのような立場もどちらも経験しましたが、新人なのに“もっとこうすれば…”と言った所で、たぶんですが何年も或いは何十年も酸いも甘いもどれも味わってきて苦しいのも乗り越えてきて店を守り実際に(たくさん?)金を稼いできてる人が聞く耳を持つ事なんてたぶんそうそうなかったりします。
良くても“やる気があるのは良いよ。…”と言われるのみだったり;。
「歯車を噛み合わせる」という言葉を少し判りやすい言葉に直すと「(昔かたぎで職人気質の人にも)話を聞いてもらえる自分になる」って事です。
そうでないとどんなに素晴らしい提言提案も、他の誰もが賛成してくれるような事であっても、当の本人には受け入れられず結局は“意味のないもの”にもなっちゃったりします。
それでもしもあなたが手伝いながら店が潰れたとしたらそれは「耳を貸さなかった人が悪い」...とあなたからは言えるかもしれませんが実質は「(せっかく自分はいい提案を持っているのに、なのにもっと根本的な事で)相手に耳を貸してもいいと“そう思わせられなかった自分”の力不足」だったりしますので。
親方が昔かたぎなら、その「昔かたぎの親方」から見て、つまり“親方の土俵”で「こいつは一目おけるヤツだ」と思ってもらえるようにまずは自分がなる事が先決だと思います。
そうやってまずは相手に認めてもらえ“こいつには一目おける”と思ってもらえる事と、そしてもう一つ大事な事は「その親方が大事にしてるもの」をあなたも同じように大事にしているとその親方自身が感じれば...親方はあなたの言う事に耳を傾けてもいいかと思ってもらえるかと思います。逆に言えばそれらがなければ耳を開いてもくれなかったりします。
楽をしてる者、楽をしようとする者、大変さを全然わかってない者、大変さから逃げる者、相手からすればちっとも大変でもないものになのに大変だとかしんどいとか言う者、不平不満を言う者、そもそもちっとも自分は出来ていない者…そんな人の話にはたぶん誰だって耳を貸さないものです。 その親方が「昔かたぎ」ならたぶんなおさら...
特に”昔かたぎ”の人が嫌うのは「合理的」という言葉だったりします。
なにしろそこにある“不合理”も「必要と感じたからこそ」しているものだったりするのですから。
「相手がしている事を非として、自分が提案するものを是とする」のではなく、
「相手がしてる事をとにかく是として、そこに自分が思ういい事を追加していく」というスタンスで。 相手のそれに寄り添い相手と同じ道、同じ方向に進みながら、でも更に自分の思う“これをすると良くなる”という事を追加し実際その良さを味わわせる…というスタンスでなら相手も受け入れてくれたりします。
言葉に書けば何か難しく感じますが実際は単純でさほど難しい事ではなかったりします。
親方がしてる仕事や親方があなたに求める仕事の量や質を100とすれば、あなたはその100をこなし、それに更に自分が思う“こうすればいい”と思うその仕事を更にこなして例えば「130」の仕事をするそれだけで良かったりします。
ただそれだけであなたが加えたその”30”の分だけほんの少しづつその八百屋は変わってくるかと。数年後には大きく変わっているかと思います。
逆に親方がしてる仕事や親方が求める仕事が100なのに、なのにその100をこなす事も出来ずに60や70のしか出来ていないのに、なのに“こうしたらいい”“ああすればいい”と言っても…相手にはそれがただの不平不満や弱音にも聞こえてちゃんと耳にいれてくれなかったりします。
もちろん相手に全然判らん事を判らんからとあなた一人ですると孤立しちゃいます。相手も耳を閉じちゃう。なので孤立しないように常に報連相し相手に手柄を立ててもらうそんなスタンスで。
相手に話を聞いてもらいたければ、まずは自分が動き自分が話を聞いてもらえる人間になる事。
相手と敵対するのではなく必ず相手を是としそれに付け足していく事。
数字を把握し数字に強くなるという事は必ずその八百屋さんにはプラスになるよね。
後は”異論”を唱えるのではなく「うまく噛み合わせる事」が重要かなと。
やる気がある事は素晴らしい事ですよね。
頑張ってね。
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