心の悩み
NO.181561
●他人の不幸を望む自分
2014/09/23 14:15:25
・匿名希望さん
女性 30歳
への返信
NO.878006
●・優しい時間さん
2014/09/26 00:26:30
男性 56歳
コメント:
1ヶ月くらい前に、元彼がもうすぐ結婚すると言う噂を聞きました。
その人は私がこれまでにないくらいに好きになった相手で、しかし成就できずにお別れしてしまった人です。
今は自分にも違う恋人がいるのですが、正直、もう元彼くらいに愛せる相手はこの先いないのだと思っています。
そんなくらいに思いの強い相手だったので、結婚話に動揺してしまいました。
激しい嫉妬心が襲い、会った事のない彼女へのやっかみやどす黒い思いが頭の中から消えなくなってしまいました。
↑
こころに傷を負ってる者は、憎しみの感情が心の底に蓄積されてしまう。。。
貴女は今も、元彼への挫折感が躯の中で懐柔されていなくて残っているのです。
そんな心の葛藤が貴女を苦しめています。
それは、言い返れば、「こころが疲れている」からのです。
貴女は、こころから愛した彼との挫折で人が信じられなくなりました。
彼との愛は、貴女にとって生きる意味が「そこ」にあったから。。。
その喪失感は、愛に挫折した経験のある者しか分からないものです。
だから、たとえ理解されなくても当たり前でもあるのです。
愛を搾取された悲劇は、人間の想像力を越えてしまうほどに「自己喪失」されます。
そんな時、生き直そうと自分に言い聞かせても、「怠惰」となってしまいます。
なぜなら、生きることに疲れてしまったのですから。。。
愛の挫折により、こころに「憤慨」のある者は、失しなったものに、「嫌悪」を抱くものです。
元彼の結婚。。。それは、貴女にとってその憤慨に火を注ぐかのように。。。
貴女が醜いのではありません。
挫折して信頼に傷ついたこころが、貴女に課せる悪魔の囁きに過ぎないのです。
だからそこで自己嫌悪に陥るのです。
それは、貴女本来の「良心」がそれと戦っているから。
でもね。。。貴女は過去の愛に精一杯生きられました。
それは、貴女が情熱的で愛に対して誠実だったから。
その自分を、「よく頑張った」と労ってあげましょう。
「辛い恋だったけど、私の人生で深い愛を知った」と、誉れに思うのです。
失恋というこころの破壊を知り、それでも守り抜いた自分を美徳と転じて。
その偉大さを評価するのです。
そうすれば、貴女の今のこころの「妬み」の裏側から、貴女の本当の優しさが姿を現してきますから。。。
不安に脅えていたら、こころは増々畏縮していきます。
元彼を「愛していた」という事実を「肯定」なさること。
そうすれば、こころの負目は、緩んできます。
私も過去、貴女と同じような感慨に触れたことがございました。
失った愛に嫌悪して、相手の不幸を望んだことも。。。
でもね。。。「そこ」を凌駕した時、そんな感情とは全く別の想念が芽生えてきます。
「そう、彼女には幸せになってほしい」と。。。
「俺が愛した女だからこそ、そうあってほしい」とね。
自分の愛を信じることです。たとえそれが、破綻したところで。
そこにこころの朝日が射すものですから。
男には「ダンディズム(惻隠の愛)」がございます。
女だってあると思います。
それはね、苦い恋の挫折を知ったものしか、発見できない美徳なのだから。
その時こそ貴女は、元彼から卒業することができます。
ご自分を肯定して、今の無力感から立ち直りましょうね。
穏やかなこころは何にも増して強い生き方なんだから。
それに気づいた時、貴女は本来の優しい方に立ち戻れますから。
そのような貴女なれば、貴女が望むに関わらず、他者から貴女は愛されもします。もう、「不安」に怯えることもない。
そしてまた、「素敵な恋」もできるようにもなれます。
もうマイナス思考を捨てて、ご自分に自尊心を持つこと。
ひとつの恋の挫折で、自分を卑下してはならないよ。
貴女にはすでに愛される資格をお持ちなのだから。。。
そのキップを有効に使わないと損だよ。
自分を信じ、自分の人生を信じること。
自分の不幸せを責めても、貴女のこころは決して歓ばないものだから。。。
元彼の結婚。。。祝ってあげてください。
きっと、貴女のこころのざまめきが落ち着いてきますから。。。
そして「私もしあわせになってやるんだ」と既往不咎に生きること。
挫けてはならないからね。。。V

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