性の悩み
NO.179330
●女性の過去にこだわる童貞の苦悩
2014/07/03 21:28:25
・さすらい君さん
男性 23歳
への返信
NO.868895
●・優しい時間さん
2014/07/06 02:27:07
男性 56歳
コメント:
「処女」。。。まだ、男性に姦通されていない躯。。。あるいは性愛に未経験な女性。。。
性のモラルは時代と共に変遷するものです。
君の親御さんや祖母様の時代は、今よりももっと「貞操観念」が深い時代でした。
女の子が結婚するまでに男性と性交することはタブーとされていた。
もし、処女でなければ、「パンパン?」とも言われた時代(今でいうところのヤリマンかな?)。
でも昨今では、中学生だってセックスしている娘もいます。
これだけ世の中、情報が蔓延し、簡単にアダルト画像が観れる時代。
インターネット開けば、性器や性交がモロに観れもする。。。
モラルの変遷と同時に若い子の意識も変化してきています。
でも時代は変われども「性のモラル」は人それぞれでもある。
君のような男性が少なくなったことはになめないにしても、それでも貞操観念は風化してはいないと思います。
男はどうしても「生娘」を羨望することはあると思う。
その理由ですが、
男とは常に支配欲、独占欲が旺盛なものです。
自分が愛した女は、誰にも貶されていない「自分だけの聖地」と考えたいのですよ。
「俺がこの女を開拓する。そして俺好みの女になってほしいとの願望が(自分だけのモノ)」だと。
それはね、ある意味、男の傲慢(身勝手)でもあるのです。
男というものは、性には極めて神経質な生き物なのです。
よく、妻が浮気をして一番、夫が「傷つく」ことは、
妻の躯が「他の男に蹂躙されたこと」なのです。
そこが女性とは温度差もある(女性は、夫が他の女性を抱いたことよりも、その女性を「愛した」こころに嫌悪すると思えるから)。
露骨に申せば、「「妻や彼女の乳房や性器を愛撫されている姿」を想像するだけで感情を制御できないくらいに憎悪は爆発する。
そしてそれが事実と知れば、妻や彼女の躯に触れることすら嫌悪する。
「けがれてしまったその躯」、触りたくもないと。。。
男の潜在意識の中にはいつまでも「俺だけの清い女」でいてほしい訳です。
そのような概念が男の「貞操願望」ともいえるのやも知れません。
また、女性は「妊娠」という大義がございます。
それは生命の尊厳ともリンクしています。
だからこそ女性は結婚という道義の中で子を宿すべしと。。。
でもさにあらず。。。今の時代、その観念は「旧い」とさえ思われもする。
女性に人権が問われる昨今。
女性にも恋をする権利もあってしかるべし(結婚いかん問わずとも/男と同等に)。
モラルの変遷、それは当然でもあり、社会的承認(自己実現要求)でもあるのだから。それが現代の意識形態でもあるのです。
処女でなければ不詳だと考えるのは男性が作り上げた幻想なのですよ。
そんなことを提唱すれば世の中の半数の女性が「けがれ」ともなる。
女性が処女を失うことは、女性にとってひとつの大きな事件ではありますが、「それ」に古田割ってるのは本人よりむしろ男性側のようにも思います。
勿論、愛する男性に奪われることは、彼女にとっても至福ともなりますが、そうならないことも現実。
私の私感を申せば、
そのような概念よりも「恋に挫折をして、こころに修練を重ねた女性」の方が「美しい」と思いますがね。(女は恋の挫折を通過するたびに綺麗に変貌していく)。
そのような女性を愛してこそ、男の幸せもあるのではないかな?。(変貌を重ねて開花したその姿にこそ)
昔、処女を捧げた。。。でもその男に背身された。。。挫折し苦悩し、再生できた。。。そしてまた男性不信から立ち治り、愛することも出来るようにもなれた。。。そんな女性を素晴らしいとは思わないかい???。
それを受け止めてあげる大きな包容力こそ男の誉れとは思わないかい???。
処女伝説なんてもう死語なんですよ。
それは単に男のエゴに過ぎないのです。
女性はね、男のような高邁な論理はかざさないものだよ。
女性はもっとラディカルで現実の中で「確かな愛」にこそ重要性を唱えているものだからね。
それが仮に女の媚態や卑しさであったにせよ、それがオンナであるならば。。。愛すべき可愛い生き物だと(処女の女が美しいとは限らない)。
君もいつかこころから愛する女性に巡り逢えた時、その彼女がたとえバージンでなかったにせよ、真に彼女を愛するなら「処女」であることの意味など希薄なものだと自覚すると思います。。。
だってそれが女を「本当に愛する」ということに他ならないのだから。。。
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