心の悩み
NO.177635
●オバサンになって、なお心が傷つきやすくなりました。
2014/05/05 19:57:40
・ゆゆさん
女性 40歳
への返信
NO.862912
●・たぎさん
2014/05/08 23:55:54
男性 46歳
コメント:
世の中には、他人がどう思うかを気にする人と気にしない人がいます。厳密には、気にするときと気にしないときがあると思いますので、気にする気にしないは、その時々違うと思います。
相談者さまは、他人がどう思うかを気にするときが多いということだと思います。特に、仕事でお客様と接する場面で、お客様が、怒っている、イライラしている、理不尽なことを言っているというときに、その事を気にしてしまう。
全く同じ場面に遭遇しても、気にしない人もいるということを想像してみてください。つまり、出来事の特性ではなく、出来事に遭遇した人それぞれの反応の仕方の違いということなのです。
そのことは相談者さまももちろんご承知で、それを知った上で、気にしない人になりたいということでよね。
では、気にしないためにはどうしたら良いでしょうか。その答えは、既に相談者さまも気づいています。
「本来私は笑い飛ばして気にしなければいい立場のはずなのに落ち込んでいる」
これは、大脳新皮質を中心とする理性で判断すれば気にしなくていいことを、扁桃体を中心とする情動は気にして落ち込んでいるという状態です。
そこで、気にしないためには、体の制御を情動から理性に速やかに移すことです。そのためには、理性で情動を監視する感覚を持ってください。
心が傷つくようなことに遭遇したら、
「情動が痛いと言っている」
と、理性で認識してください。誤解しないで頂きたいのは、これは二重人格ではなく、活動している脳の部位が違うだけで、情動と理性を合わせて一つの人格です。
理性で情動を捕らえることに成功したら、次に情動の動きを分析してください。何を、どう、何故、痛がっているのか。
そして、痛がっても仕方ないことなのか、痛がる必要がないことなのかを判断してください。痛がっても仕方のないことなら、しばらく痛がらせておくのも対処としては一つの方法です。無理に説得しようとしても、なかなか説得できないこともありますから。
上記のエクササイズを繰り返すことで、体の制御を、情動から理性に速やかに移せるようになります。
情動の発生を制御するのは難しいです。それは、本能的に天敵から身を守るために発動されたりするものだからです。
しかし、体の制御をいつまでも情動に任せておくのではなく、速やかに制御を理性に移すことは可能です。是非試してみてください。

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