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NO.176698
武器輸出解禁について
2014/04/03 20:44:38
マイケル犬さん 男性 18歳
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NO.859583
謎の土星人さん
2014/04/08 05:04:52
男性 44歳
コメント:
マイケル犬さん・皆さんはじめまして。
m(_ _)m

これ、度合いの問題を無視して話せませんよね?大多数の人が「核兵器だろうが何だろうが格安で売ればいい!」とか「独裁国家や紛争当事国でも売りまくれ!」なら猛反対なさると思います。

ですが、武器輸出の条件緩和にはいくつかのメリットがあります。

メリットその1
共同研究・共同開発に参加出来る。

現行の法律では、こちらが設計に関わる事が出来ません。でも戦闘機や電子偵察機等は今時は一国だけでの開発は極めて困難です。況してや兵器開発後進国の日本には、共同開発は不可避と私は考えます。

メリットその2
コストダウンが見込める。

例えば歩兵小銃の価格を例に出せば、西側の国の採用している小銃はだいたい1挺当たり日本円に換算すれば15,000〜30,000が相場です。これが自国だけでラインの維持を優先して生産される日本の場合、納入価格は330,000前後になります。戦車も第4世代と言われる戦車は5億円〜8億円が世界の相場ですが、日本はその何倍も支払っています。

メリットその3
安全保障の相互担保。

少し前にイスラエルは戦闘機の設計図を中国に売りました。フランスはヘリの着艦装置を中国に売りました。これらは全て「vs台湾」と「vs日本」に使われています。フランスもイスラエルも日本とは武器の取り引きが少ないからです。(イスラエルはゼロ・フランスは迫撃砲だけ。)これがこちらも向こうの最新鋭の武器を多数買ってれば、事情は違った可能性があります。ただ、最新鋭の武器を買うにはいくつかのハードルがあります。その中にはバーターのような取り引きもあります。今回、オーストラリアから地雷原用車両を買う代わりに、日本のディーゼル潜水艦の技術を売る話がまとまりつつあります。このようなバーターは、武器禁輸政策があると難しいです。

メリット4
ソフトとハードの国際標準化による軍縮。

各国がお互い共通の武器を使うと、お互いの戦力がより解り易くなり安保締結国同士のリースや協力が安易になります。これは集団自衛権の話にもなりますが、国連軍や多国籍軍と装備を共通化する事が長い目で見れば軍縮に繋がります。「各家庭毎に消火器を作るより、皆でお金を出しあって消防署を作ろう。」に似ているとお考え下さい。

これらの理由から、私はある程度は武器禁輸政策を緩和すべきだと考えています。
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