疑問・質問
NO.165384
●体罰
2013/01/28 01:54:36
・leafさん
女性 36歳
への返信
NO.807210
●・ノーサイドさん
2013/01/28 17:44:12
男性 60歳
コメント:
私として思うのは、体罰などが起こる原因として、一つは先生を聖職として「勉強以外のことも全て教える」という意識が先生にも保護者にもあることで、私ですら50を過ぎてようやく人生とは何たるかを分かってきたのに、大学で合コンなどに明け暮れていた30代の先生に教えられるわけがない。
次に誰しも「この方法でうまくいった」という価値観があり、それを教えようとするものなのですが、先生の場合は「真面目に勉強して良い成績を残したから、今日の安定した職業がある」という価値観なので「勉強すればうまくゆく」と教えてしまう。
体育の顧問などは「ビンタを受けても我慢したから、今日の地位がある」というものなので、生徒に対しても「この子にもそうなって欲しい」と体罰を加えてしまう。
卒業生や在校生やその保護者が一様に、さほど体罰を問題視しないのは「体罰や強く叱ってもらったから、非行にも走らず忍耐力もついた」と錯覚しているからで、体罰を受けようが受けまいがグレる人はグレるし真面目な人は真面目なものです。
聖職だという思い上がりが、いじめの問題にしても「私の担任のクラスに、そんなことがあるわけがない」と思うし、子供がいじめたりいじめられたりしていることを親に報告するのは、自分の無能さをさらけ出すことになるので隠蔽することになる。
先生の「私の教え方で子供の人格や将来が決まる」といった思い上がりや責任感をなくし、保護者や生徒も「そこまで先生に頼る」ということがなくならない限り「愛のムチだ」「よくぞ叩いてくれました」ということはなくならないと思います。
先生は勉強や技術を教える職業に徹するべきで、躾や常識的な行動などは親がメインとなって責任を持ち、サポーターとして目の届かない学校での行動や問題点を報告するのが先生の役目だと思う。

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