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NO.164353
大地震
2012/12/07 17:43:38
名もなき男さん 男性 99歳
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NO.802532
七さん
2012/12/08 16:11:49
男性 34歳
コメント:
気になったので探してきました


[漂流脱出]

貴方たちは、ある旅行業者主催の「グアム船の旅」の参加者として2 日前に横浜港を出港した客船A丸の同じ客室の気のあった仲間達です。
今朝の天気予報によれば低気圧が近づくため、夜より明日の明け方ま で会場は荒れ模様になるとのことでした。
夕食頃には船の揺れも激しくなってきましたが、突然船尾船員質付近 から出火し、その火が機関室側の燃料油に引火し またたくまに船内が炎と包まれてしまい、船が傾きはじめ沈没の恐れが 出てきたため、船内は大混乱になってしまいました。
貴方たちも夢中で甲板に出て救命ボートに飛び移りましたが、その後3 0分足らずで船は沈没してしまいました。
気がついてみると、荒れた海の中で貴方達だけがそのボートの中に生 き残っていて、他のボートはどこにも見当たりませんでした。
落ち着きを取り戻した後、ボートの中の備品を点検したところ約3日 分の飲料水と非常食のほかに、次の10種類の品物が完全な状態で残って おりました。
あなたたちは、これから救助されるまでメンバー全員が生きのびるた めに必要、かつ重要と思われるものを、その重要度に従って位置づけし てください。
なお、本船脱出前の船内放送によれば、A丸が発信した遭難信号(S OS)を下田海上保安部がキャッチ、我々の正確な位置を確認の上、 海上保安庁の巡視船が救助のため出港したとともに、本船より南東約1 50海里の地点にいた総トン数約3000トンの貨物船が救助に来るとのこと でした。
また、本船の沈没時の船位は、近くの無人島(珊瑚礁)より西に約60 マイルの地点で、当時の天候は曇りで風力7、風向きは西で波高5メー トル位でしたが、 明朝には回復するだろうとのことでした。

完全な状態で残っている品物10種類

海図(当海域)、オール4本、化粧鏡、防水トランジスタラジオ(スペ ア電池付)、クレモナロープ3本(1インチ径×20m) 布製バケツ30cm径、マグネットコンパス石油缶4缶(18リットル重油入 り)、防水型懐中電灯(スペア電池付)、防水シート(オレンジ色)

正解は次のとおりである。 船が海上で遭難した場合、SOSが受信されていれば付近の船や巡視 船が必ず救助に来るが、大洋の真中で小さなボートを発見するのは非常 に困難なことである。
したがって、オール等を使用して移動すると捜索範囲がひろがり発見 されにくくなり、それだけ救助が遅くなるので移動を考えるより発見さ れやすいような状態をつくりながら体力の消耗を極力少なくして待つの が最良の策である。 海上が荒れているときボートが波に対して横になると転覆しやすく危 険であるので常に船首を波や風の方向に向けておかなければならないし 、 海中に放り出された場合ボートから離れていかないような方法をとって おくのが先決である。したがって、次のような順に重要度をきめるのが 妥当である。

〔1位〕ロ ー プ:・荒天の海に放り出されないようメンバー全員を ロープでつなぐ。 ・布製バケツにロープをつけて船首保持のために 海に流す (シーアンカーとして使用する)。 ・オールをロープで組み立ててマストの代わりに 使用する。 〔2位〕布製バケツ:・ボート内の海水を汲み出す。 ・シーアンカーとして利用する。 〔3位〕石 油 缶:・中の重油は波を静めるために海面にまく。 ・空缶はオールの先につけてレーダー反射をしや すくする。 ・空缶はボート内の海水汲み出しに使用する。 〔4位〕オ ー ル:・マスト、支柱に利用。 〔5位〕防水シート:・オールの柱の上に天幕として張り、日よけに使 用するとともにオレンジ色の目印にする。 〔6位〕化 粧 鏡:・太陽光線を反射させて信号に使える。 〔7位〕懐中電灯 :・夜間の信号用 〔8位〕コンバス :・移動用ではなく、救助船の来る方向を見つける (レーダー反射をしやすくするため空缶の向き をかえる)。 〔9位〕ラ ジ オ:・受信用だけなのでメンバーの心の励ましという 精神的なものである。 〔10位〕 海 図 :・現在地がつかめず、移動しないので必要ない。( そもそも素人には海図は読めない)
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