疑問・質問
NO.161138
●霊はいると思いますか？
2012/08/04 11:43:41
･ゆかさん
女性 25歳
への返信
NO.788285
●･うすやきさん
2012/08/04 15:25:01
女性 25歳
ｺﾒﾝﾄ:
お経の話もしておきます。ご参考までに。
もしお家がキリスト教とかなど仏教以外だったら御免なさい。
仏教でも、お家の宗派が違うとお唱えする基本的なお経が違うことになっています。どのお経でも基本的な考えは仏になるための解説なんですけど、どのお経が一番良い解説かという論争が宗派の違いだと思ってください。
天台宗・日蓮宗また古来宗派だと法華経（妙法蓮華教）、真言・禅宗だと般若心経、浄土・浄土真宗だと阿弥陀経というのが基本的なお経になると思います。お家の宗派に併せてそれをお唱えするのが無難です。それぞれちょっとずつポイントが違って、法華経（妙法蓮華教）は仏になることを人間の限られた理解を前提としてどうすれば可能になるかをたとえ話を使って長々とあれこれ解説したもの、般若心経は般若経という大部のお経の要約版として悟り（仏のあり方）の究極を説いた哲学めいたもの、阿弥陀経は仏の世界（仏国土）の素晴らしさ（ガイドブック）を解説して阿弥陀さんの導きに従ってこんな素晴らしい仏の世界にレッツゴーという感じです。
私個人は、般若心経が好きです。人間の心や考えは所詮限界があり、それをぶっとんだ仏の智慧というものがあるんだよ、とすることで、現世（人間）にとらわれた私たち、さらに言えば成仏しきれない霊に、現世にとらわれるな成仏せいと教え諭します。般若心経が昔から魔除け・厄除けや成仏祈願で唱えられるのも、その意味内容によるためです。般若心経は短いもので簡単に覚えられますし、意味内容は哲学的でややこしいですけど、なかなか考えさせられる面白いものですので、お唱えするご自身にもお唱えされるお父様にも良いものだと思います。
もちろん、法華経でも阿弥陀経でも、また他のお経でも良いのですけど。
お経って結構良い文章なんですよ。お父様のためだけでなく、ご自身のためにも考えさせられるものとして愛読されてもよいかも。
えと、仏教徒になれとかの宗教勧誘ではありませんので、本を読む感じでふと親しんでよいかなという気分で。
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