疑問・質問
NO.161138
●霊はいると思いますか?
2012/08/04 11:43:41
・ゆかさん
女性 25歳
への返信
NO.788283
●・うすやきさん
2012/08/04 14:41:39
女性 25歳
コメント:
先のぐったり侍先生のレスは正論だと思いますし、そういう理解も正解だと思います。
なので私の話は反論とかではなくて、霊とか宗教とか説明不能なものをバカみたいに信じている物好きの返事だと思ってください。
この手の霊現象を信じている者たちの「常識」からすると、成仏したものは現世には現れません。成仏する=あの世(仏の世界)に行くことだからです。
もし、あなたのまわりに起きる現象がお父様の霊によるものであるとするなら、それはお父様が成仏していない=まだこの世に居残っているということになります。
この手の「常識」では、死んだ人間が成仏せずに、つまりあの世に行かずにこの世に残っていることは、死んだ人間にとってとてつもない苦痛であり、肉体がなくなったにも関わらず、意識や心が人間のままであることは困った自体です。仏教的に、仏とは人間の心や意識を超越した存在であり、人間の現世のあり方とは無縁な存在になること(これを成仏=仏になる)としますが、未だに現世のあり方にとらわれているということは死んでも死にきれない状態になっているということです。
仏教の教えでは、人間としてあらゆることにとらわれる(苦しみとか悲しみとか怒りとかの苦業だけでなく、喜びとか快感とか賢いとかも含めて、あらゆる人間的な反応自体が全て煩悩である)と見なし、それを超越する(それのどれでもなんでもない無になる=空を悟る)こと=仏になることを理想とするので、本当に「成仏」したなら、現世のことなぞ知ったこっちゃないになるはずなのです。
だから、あなたのお父様が、あなたのご家族を気にすることとか、そのためにこの世に心を残してしまっている状態は、成仏していないと判断します。
成仏できないでいることは人間の苦しみやエゴ(心配なども優しさも含みます)を抱えたままであり、つまり人間のままであるということです。
現世は人間として修行期間、死ぬことはそれを終えて仏になることです。死んだのに仏になれず、未だに人間としての業を抱えているのは大問題。
乱暴な言い方をしますが、さっさと仏になってもらいましょう。この世、あなたの家族に未練を残しているようなあり方は仏失格。ダメ人間のまま。
仏になってもらうように、あなたのお父様にお願いしましょう。お経を唱えるのは一つの手です。お経というものは、仏の世界の解説、仏になることがどれだけ大事かを解説している文章です。現世の人間の感覚や考えを持ち続けることがどれだけ愚かであるかと説き、人間的思考の限界を悟って、仏になりなさいと誘います。
あなたやご家族がお経を唱えてお父様を安心・説得させるのが一番ですが、現世に生きるあなた方ではお経の理解も難しいかもしれませんで、その中間になるプロ=お坊さんにお願いするのもよいかもしれません。

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