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NO.150369
膣内射精の喜び、愛すればこそ
2011/10/30 16:56:40
昔愛さん 男性 40歳
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NO.735967
昔愛さん
2011/10/30 21:51:18
男性 40歳
コメント:
・知さん

 ありがとうございます。
 僕も、いつの間にかこの歳ですので、あの頃と今とを相対的にみることもあります。
 
 仰せごもっともです。
 けっこう思い出話の一方的な主観も入っているので、読み流しておいて下さい。

 なるほどなと思ったことに、「世代の違い」があります。
 ちょうど、僕などより一回り(以上?)若い世代ですね。

 とても教科書的ですが(失礼!)、貴文を引用させて頂くと、

 「女性がのぞまない妊娠や中絶をしないためにも避妊は必要。女性が自分の体を守るためのものだから避妊はきちんとして下さい。
貴方のいう愛してるからセックスするというのなら、避妊をすることは愛する女性のためでもあるのです。」

 という「避妊モラル」が世の中で強く言われ出したのは、フリーセックスの風潮を追いかけてのことでした。
 
 僕などの、あの頃は、学校や先生にもよるのだろうけれど、保健の授業でも、一通りはやっても、今よりずっと薄かったと覚えています。
 そんなに声を大にして、教室で言うような気分ではなかったかと。
 
 おそらく、性教育も含めて、性のことを面と向って言うのは、秘め事だったのです。
 先生も、冗談半分に保健の授業で触れる感じでした。
 今は、かなりきっちりとしてくれているようですが。
 
 今ほど、カップルやそうでなくても、軽々しくセックスまでする数が少なかったこともあります。
 学生のかなりの割合でセックスを経験している今とは、違いました。

 「心の繋がり」こそ第一で、僕なども、その想いは生真面目すぎるくらいに熱かったのですよ。
 
 愛する彼女や彼氏のために、詩や歌を作ったり、下手な小説よりもよほど文学的であったと思います。
 あの頃は、ひたすら手紙でした。

 セックスに到達した後の話だけ書いたので、前の話では伝わっていませんが、想いと絆を深めていくのに費やす心と時間は、今の時代では考えられないくらい、濃く長いものでした。
 そのことは、「初恋の彼女」との長い長いあまりに長い絆で教えられてきました。
 
 むしろ、高校3年の時に出逢った、「後輩の女の子」の、性への積極性に、時代や世代の変化を、あの頃は痛感していました。
 相対的に奥手の僕の、手をとって胸を触らせたり、彼女の方からキスをしてくれたり。
 彼女のペースでは、もう、そういうセックスまでいっていいよというサインでした。僕の同級生のとは、かなり風潮は違ってきていました。
 
 「心を確かめなければ、(セックスは)してはいけないことでした。これからは自制します」
 と、結局、セックスをしてしまった翌日、その「後輩の女の子」に「後朝の文」を渡したのです。
 ところが、「何を自制するんですか?」と彼女の怪訝な返事。
 それから、セックス=膣内射精を続けていく中でも、僕の方がためらっていたのは、これは言い訳でなく、真相です。
 僕がためらうのを、彼女は理解できなくて(不満に思って)、一夏しか続かなかったのです。僕の燃え切らなかったのが不満だったと、後で手紙で聞かされました。
 そうではなく、「こんなに早くセックスまでいっていいのか」というのが、僕の感覚でした。
 
 もちろん、個性の違いもあるので、一概に世代観だけでは言えませんが。

(つづく)
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