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NO.149127
宇宙のぎもん
2011/10/02 23:01:33
亮さん 男性 15歳
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NO.729402
ぐったり侍さん
2011/10/03 00:19:39
男性 29歳
コメント:
意味と概要はわかってるんですよね?
じゃあ、なぜそれが理由になっているかという点に充填をおいて、順に行きましょう

?ハッブルの法則
これはまあ、いいですよね。残り二つのための基礎ですし。
ハッブル定数によって、宇宙の膨張速度が決められます。

?ヘリウム量の不可欠さ
正しくは軽元素の存在比率ですね
水素から始まる軽元素の核融合により、ヘリウムなどの別の元素が発声します。
核融合には高温が必要であり、そしてビッグバン発生時、宇宙は高温でした。

宇宙が膨張し冷えていくにつれて、核融合は行われなくなります。
膨張速度が早ければ冷えるのが早くなり、核融合の期間も短くなります。
逆に膨張速度が遅ければ、宇宙が高温でありつづけ、核融合期間が多くなります。
そして、その時期に作られた元素たちは、宇宙において基本的に均一に混ざり合っています。

上記のとおり、膨張速度と軽元素の存在比率は関係しているため、宇宙の膨張速度から、それらの存在比率が計算できます。
ここで?で出てきた宇宙の膨張速度より軽元素の存在比率をを計算した値と、
実際に観測できた比率を比較すると、極めて近い値が出ています。

今のところ、ビッグバン理論以外で、この一致を説明できる理論はありません。

?宇宙背景放射
CMBですね。これがおそらくもっとも有力な証拠でしょう。
ビッグバン理論が提唱されたとき、
ビッグバンが起きていた場合、
?で説明したとおり、宇宙の膨張、高温からの冷却という過程があり、
そのためCMBが観測できるはずだ、と、あらかじめ予測されていました。
そして、その「予測」のあとに、確かにCMBが観測されたのです。

理論(仮説)→仮説に基づく予測→実験・観測→結果の検証
という科学的プロセスにおいて、見事に理論と結果が成立しているため、
非常に有力な証拠といえるでしょう。


???という証拠を持ち、現時点ではビッグバン理論が最も有力となっています。
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