ダイエットの悩み
NO.120508
●食欲が…
2010/05/01 16:03:49
・片平温子さん
女性 33歳
への返信
NO.590041
●・とれ〜にんぐまにあさん
2010/05/01 20:10:10
男性 38歳
コメント:
こんばんは。
正直なところ、質問のご主旨(なにをお尋ねになりたいのか?)が不明なので、
わたしも何をお答えするのが一番であるのかを悩んだのですが、
30過ぎての身体のお悩みということで、
わたしも同様の思いから今の物好きに至った経緯があることから、
30過ぎての身体作りのポイントみたいなことをお伝えいたします。
よく「ハタチのときの体重を理想としなさい!」ということが言われますが、
ただ体重をそのときに落とせばよいという意味ではないんですよね。
これには深い意味があるのです。
ポイントは成長ホルモンのことです。
成長ホルモンは、身体の成長・修復を促す重要な要素であり、
身体のあらゆるところに作用するものですが、
特に筋肉について言うと、
筋成長を促す働きがあります。
成長ホルモンは、20歳頃までは、ほっといてもバンバン分泌されますので、
言い換えると、20歳頃までは、ほっといても筋成長するということになります。
もちろん、運動(筋刺激)を与えることで、成長ホルモンはさらに分泌されますから、
20歳頃までの運動経験の程度によって、より充実した筋肉を得ている方と、そうでない方の違いはあるものの、
一応の目安として、その人の筋肉量は20歳頃の状態で自然最大となり、
筋肉量に規定される基礎代謝も20歳頃の状態で自然最大となります。
そして、成長ホルモンは、20歳頃を過ぎると、何もしなけば、次第に分泌量が減っていきます。老化の始まりです。
成長ホルモンが減るということは、筋肉量も減っていく、ということです。
筋肉量が減っていけば、基礎代謝も減っていきます。
しかし、むしろ、20歳頃を過ぎて、人の生活状態は向上し、ストレスも増え、食事の内容や量が次第に充実していくものです。
つまり、身体の消費カロリーが減っていっているにも関わらず、摂取カロリーが増えていく。
成長ホルモンの次第低下が招く結果として、
何もしない(後述しますが、運動をしない)状態のままであれば、
30歳頃には筋肉量が10%減少すると言われています。
以上のことをふまえていただくならば、
「ハタチのときの体重を理想としなさい!」というのは、
20歳頃の筋肉量を目指しなさい!ということです。
30過ぎてのダイエットでは、
増えた体脂肪を減らす努力はもちろん、
減った筋肉を増やす努力が不可欠なのです。
ダイエット=減らす、ではありません。
増やすという要素もワンセットで必要である、ということを心に留めておいてください。
体脂肪を「減らす」と筋肉を「増やす」の差し引きで、
トータルでは「減らす」ことになる、
ハタチのときの体重を目指す、ということになります。
筋肉を増やすためには、成長ホルモンの分泌量を増やす必要があります。
では、どうやったら、成長ホルモンの分泌量を増やせるのか?
運動をすることです。
より効果的なのは、筋トレ、筋肉に強い負荷を与えることが一番です。
残念ながら、ウォーキング程度の軽い負荷では、成長ホルモンの分泌量を増やす効果は低いです(もちろん、体脂肪燃焼効果はありますよ)。
>運動器具も買い短時間ですが実行するようにはしました
とのことですので、この運動が筋トレになっているのでしたら、
効果を得られると思います。
なお、短時間ということは構いません。
筋トレということであれば、むしろ短時間の運動のはずです。
ウォーキングのような長時間運動とは性質が異なるので。
ダイエット=長時間運動、ということではありません。
筋トレは、筋肉の無酸素運動を行い、乳酸が溜まる筋疲労を招く(この乳酸が刺激となって、成長ホルモンが分泌される)ことがポイントなんですが、
これに必要な時間は1分間で十分です。
ただし、楽して1分間ではありません。
1分あたりで「しんどい、もう無理」というところまで追い込む、
そうなるような強い負荷でなければなりません。
負荷を調整できる器具であれば、そうなるようにセッティングしてください。
さらに、30〜60秒の休憩を挟みながら、
3回続けて行うと、ヘトヘトになると思いますが、最も効果的です。
というか、このヘトヘトになることが、成長ホルモンの大量分泌を促すんですよ。
あと、成長ホルモンは、就寝直後の熟睡期に自然分泌されるため、
不規則な生活やストレスで熟睡できない状態となると問題ですので、
規則正しい生活、ストレスをためない、
夕食や就寝前に食べ過ぎない(消化のために熟睡できない)、
といったことにも配慮されてください。

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